

機構づくりの基本姿勢として、コンピューター制御が当然となった今も「マニュアル運転操作をベースにした制御機構」を構築し、十分な安全性を図っております。最先端技術もスピーディーに取り入れ、バトンの高速操作を行う機構、優れた応答性を実現するインバータ制御など、独特の技術開発とノウハウを存分に発揮し、求められる機能にふさわしいシステムをご提供いたます。
昇降・走行機構の現在位置を把握し、正確な停止位置を再現するエンコーダ。数多い吊り物装置の高精度な同期運転などが求められる劇場には絶対値検出タイプ、比較的小型で低コスト化を要求する操作・制御システムには相対値検出タイプが適用されます。床機構関係のように長期間停止している状態が多く、運転・位置設定に関する危険度が大きな装置の場合も、絶対値検出タイプを採用しております。
発生トルクや騒音などの問題を抱えていた可変速のためのインバータは、ユニットの発展により、安全な昇降運転ができるようになりました。多数のインバータ運転を行う場合、高周波が発生する危険性があり、一般的にはフィルターなどで回避されますが、弊社では「コモンコンバータ」という多相化による方式で、大きな問題となる高調波をはじめから発生させない動力制御システムを開発しご提供しています。
舞台機構には膨大なハードウェアとソフトウェアが組み合わされ、その全体を活かしきるには多くの経験とマンパワーが必要とされます。実績・経験とも豊富な弊社では、施工前の徹底した検証とご説明、合理的な設計などにより「十分な強度と安全性を持った、フルに使い切れる舞台機構をご提供いたします。万一の故障などのトラブル回避に役立つ「バックアップ操作」も可能なコンピュータ制御システムなど、あらゆる点で万全といえる機構をご提案します。