感動を陰から支える仕事
一つとして
同じ物はない舞台を
手がけるやりがい

技術部 設計担当

理工学研究科
機械システム工学専攻

2020年入社

学生時代、どのような研究をしていましたか?
私の所属していた研究室では海上で波の力を利用して発電を行う装置の研究をしていました。装置は海上で発電を行った後、岸やプラントへ自力で戻るための移動機能が必要で私は主に移動機能に関するテーマで研究を行っていました。研究は装置の設計と実験の繰り返しでした。上手くいかない事も多かったですがそれらを乗り越えて思い通りの物を作り上げた時は感動した事を覚えています。
入社してからどんな仕事をしていますか?
現在は吊物を動かすための巻上機の設計を行うチームに所属して仕事をしています。巻上機はホールそれぞれで要求される性能が異なっているため必要なパワーやバトンを動かす速度、強度を計算して設計を行います。また、現場で据え付けが容易になるように大きさや搬入の際の事も考えて設計を行っています。
当社を選んだ理由はなんですか?
会社説明会に参加した際に森平の製品である巨大な反射板が動く様子を見てその迫力に感動しました。このような製品に関われる仕事をしたいと思ったのがきっかけの一つです。
また私自身が音楽を聴く事が好きなので舞台やホールに関わる仕事ができる事に憧れがありました。たくさんのお客さんを魅了する作品を陰ながら支えられるという仕事内容に誇りを感じています。
成功体験を教えてください
改修工事の図面一式を初めてお客様に提出出来る段階まで作成したことです。この案件は現場調査にも参加しています。過去の工事の資料から作成した図面に現場調査の内容を反映するという流れを初めて行ったのでとても印象に残っています。先輩の補佐を受けながらではありましたが図面一式をまとめられた事は自信になりました。この仕事で得た経験を今後に活かしていこうと思います。
失敗談を乗り越え方も含み教えてください
図面を作成し先輩に確認をお願いした時に余分な図面が多すぎると指摘された事です。図面にまとめる情報は多すぎても見る人の混乱を招きます。なので作図者は図面の一枚一枚に意図をはっきり込めなければならないと考えさせられました。この経験以降、初めて図面を見た人がどう捉えるかを頭に入れてセルフチェックを行うようにしています。
プライベートも含み、今後の目標を教えてください
基本中の基本ですがコミュニケーション力を向上させていきたいです。仕事では私は入社二年目でまだまだ人からたくさんのことを教わらなくてはなりません。その際に相手から正確に効率よく技術を学ぶため、どこまでが理解できていてどこからが理解できていないのかを相手に伝える事を無駄なく行えるようにしたいです。
これから就職活動をする学生へメッセージをお願いします
私が森平を知ったきっかけは社名の「舞台機構」という聞き慣れない響きに興味を惹かれ合同説明会で立ち寄ったことからでした。皆さんも何か少しでも興味を持った仕事があれば調べてみてください。就活の時期は心身共に削られる忙しい時期かと思いますが出会いを見逃さない余裕を持って頑張ってください。

私が携わった機構・設備

那覇市新文化芸術発信拠点 新築工事

設計には携わっていませんが現場作業員として一時的に常駐しました。大ホール、小ホール、大練習室の3つからなる大規模物件で森平が舞台で手がけている代表的な機構の多くを備えています。このような大規模物件の施工に携わるという貴重な経験を得ることができました。設計したものが現場でどのように据え付けられていくのか、どのような点が現場で重視されるのか等多くの事を学びました。

スケジュール

9:00

現場調査(直行)

保守チームに同行して設計に相違がないか調査

12:00

帰社 昼休み

12:45

調査結果をまとめ

14:00

図面作成

17:15

明日の業務内容確認

17:45

退社

※現場調査がある日のスケジュール一例です。一日内勤の場合もあります。