感動を支える縁の下の力持ち
舞台とともに歩み、
成長する仕事

技術部 施工担当

大学院修士課程修了
機械システム工学専攻

2022年入社

学生時代、どのような研究をしていましたか?
私は小型波力発電装置の検討を行っていました。
装置は波による姿勢変化するのを利用し発電を行うもので、私は小型発電装置の形状に注目しました。
波を受けた際に姿勢変化がしやすく、かつ効率よく発電できるよう解析・実験をもとに研究を行いました。
実験では設計や解析通りの結果が得られず苦労することも多かったですが、教授や研究室の方々と協力し成果が得られたのはとても良い経験でした。
入社してからどんな仕事をしていますか?
入社してから約1年間はOJT研修で各部署を周り、業務の流れを学んでいました。本配属後は現場の管理を行う部署で搬入された品物の管理や工程の調整、工事記録の作成などを行っています。
現在は札幌の大規模改修の現場で業務に携わっています。
当社を選んだ理由はなんですか?
私は学生時代に演劇部に所属していました。大学の会社説明会に森平が説明に来ており、そこで初めて「舞台機構」という業種を知りました。
私が専攻していた機械系の内容と趣味の演劇の延長線上にある職種だと感じ興味を持ちました。
そこから何度か会社見学やバックステージツアーなどに参加し、この会社に入社してみたいと思うようになりました。
成功体験を教えてください
初めての現場代理人を任された際に施工計画書を書き上げることができたときです。
現場に入場する前に、その工事の工程や安全対策などの計画を立てる必要があります。
約2週間の工事内容を上司や先輩方からアドバイスをいただきながら修正し書き上げることができたときはとてもやりがいを感じました。
実際の工事も計画をもとに無事事故なく終わらせることができ、当時サポートしてくださった方には感謝してもしきれません。
失敗談を乗り越え方も含め教えてください
現場の補助で業務に携わっていた際、並行して次の現場を準備することになりました。
しかし普段の業務とのバランスが取れず、準備が滞ってしまいました。
一人で抱え込んでいしまっていたのですが、上司に相談すると一緒に提出までのスケジュールを整理していただけ提出には無事間に合いました。
その際に業務の優先順位を考えること、現場との情報共有を密に行うことが重要だと感じ、現在の業務にも反省を活かしています。
プライベートも含み、今後の目標を教えてください
現場では勉強の日々で、先輩方や作業員の方々にも助けていただいてばかりです。
ただ業務中に作業員の方々から工程について相談されることも増えてきて、少しでも現場に貢献できていことにやりがいを感じています。
今後は現場でしっかりと学び、より効率よく、より安全に作業を行える環境を作れるよう努力していきたいです。
これから就職活動をする学生へメッセージをお願いします
当社で扱っている製品は、普段の生活でほとんど注目されることはないと思います。
しかしそういった見えていない所に、皆さんの興味をひく業界が必ずあるはずです。
就活の一歩目が踏み出せない方は、とにかく会社説明会などで様々な業界を見ることが大事です。
「この企業に入りたい」という気持ちが、就職活動を乗り切るための原動力になってくれます。

私が携わった機構・設備

札幌市教育文化会館 改修工事

札幌市内の会館にある大ホール及び小ホールの大規模改修工事の業務を行っています。
既設品の撤去から機器の更新作業までが終わり、現在は最終調整や提出書類の作成をしています。
大規模の改修工事を初めから終わりまで携わるのは初めてで、それぞれの装置の施工方法や機構について学ぶことばかりです。
日々完成に近づいていく現場の様子を見られるのは今の自分にとって有意義な経験になっています。

スケジュール

7:30

現場入場

8:00

朝礼、作業内容及び危険事項の確認

8:30

作業開始

吊物装置の機器搬入作業、員数確認

10:00

休憩

10:30

作業再開

元請による受入検査対応

12:00

昼休み

13:00

現場昼礼

明日の作業内容を元請に報告

13:30

作業再開

荷上げ作業監視、工事写真撮影

15:00

休憩

15:30

作業再開

荷上げ作業監視、工事写真撮影

16:50

作業終了、片付け

17:15

現場退館

現場業務のスケジュール一例です